発熱外来(当日予約制)
(電話予約のみ)発熱外来050-5536-8982(受付時間 午前9時30分~12時)
2024年5月9日より、直接来院での予約はできなくなります。
来院時間の案内を行いますが、受付等に時間を要するため待ち時間があります。ご了承願います。
クリニックに入るときには、マスクの着用をお願いします。受付で発熱外来の対象と判明した場合は、自宅での待機をお願いすることがあります。
2024年4月11日(診療再開後)からの発熱患者の診療
COVID-19については、通常の対応でよいことになりましたが、感染力が強いことに変わりは無いので、院内では全てのかたにマスク着用をお願いします。
必要に応じて、簡易的な隔離の対応を行います。満杯の場合は駐車場などでの待機をお願いします。
発熱患者となるべく一緒になりたくないかた
当クリニックは常時、機械による換気を行っているので、マスクを着用して感染対策をしていれば問題無いかと考えていますが、発熱患者が多い場合や、待ち時間が長くなりそうな場合には、自宅等でお待ちいただくことにしています。順番がきましたら、電話やショートメール等でお呼びいたします。
(以下、過去の情報です)
2020年2月〜2021年末頃までのCOVID-19(デルタ株まで)
デルタ株までのCOVID-19では、ウイルス性の肺炎を来しやすく、県立病院の呼吸器内科で多数の入院患者をお世話しました。
治療法
1.酸素療法 生命維持に必要な酸素を投与しました。
2.腹臥位療法 うつ伏せの姿勢を取った方が呼吸状態が良くなることが分かったため、その姿勢がとれる患者に指導しました。
3.抗ウイルス薬、抗体療法 入手可能となってから、適応のある患者について、積極的に投与を行いました。
4.ステロイド、免疫抑制剤 重症化を防止することが判明したため、必要な患者に対して投与を行いました。
5.血栓症の防止 デルタ株までのCOVID-19では、血栓症のリスクが高かったため、必要な患者に対して、治療薬の投与を実施しました。
6.合併症の治療 細菌感染症や糖尿病の合併がある患者について、対応をおこないました。
感染対策
当時は、空気感染、接触・飛沫感染の対策を行いました。患者応対時は、フェイスシールド、ガウン、手袋、N95マスク着用。会合などの日常生活にも厳しい制限があり、この時期はCOVID-19に感染せずにすみました。2021年春から、ワクチンで、ある程度、防護できるようになりました。
2021年末からのCOVID-19(オミクロン株以後、ワクチン普及後)
オミクロン株以後のCOVID-19では、ワクチン投与をうけた患者について、ウイルス性肺炎をきたすことは少なくなりました。高齢者や持病のある方については、体調を崩して脱水症や、誤嚥性肺炎などを来たし入院するケースがありました。
(大阪の臨時施設へ派遣)
2022年春、政府から、県庁に医師派遣の要請があり、大阪の臨時施設へ2週間出張しました。各地より派遣された医師とともに、高齢の軽症〜中等症患者の対応を行いました。ほとんどの患者は水分補給と抗ウイルス薬投与、短期間の酸素投与で改善して退所となりました。ホテル療養中の軽症患者については、抗体療法を積極的におこないました。
クリニック開院後の発熱患者の診療(2023年8月~2024年3月)
COVID-19の感染対策については5類移行にともない、緩和されました
1.簡易的な隔離を行いました。満杯の場合は駐車場などでの待機をお願いしました。
2.抗原検査を行い迅速に診断しました。
3.治療
軽症症例については、対症療法(感冒薬など)の対応を行いました。自宅療養の期間について指導をおこないました。
COVID-19に対して抗ウイルス薬の投薬をおこなうケースは2例ありました。
入院または転送が必要な患者は0人でした。